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2018年4月 1日
入れ歯

保険と自費治療、あなたが損をしない治療はどっち?

保険と自費治療の比較ポイントをみてもわかるように、保険と自費ではそれぞれ大きな違いがあります。

損をしないのはどちらかというのは、ご家庭の環境・個人の考え・自費の種類などもあるため、こういった項目だけで、ハッキリさせるのは難しいかもしれません。

しかし、それぞれの大まかな特徴を抜粋した以下のチェックシートをみながら、自分に当てはまる部分が多いのはどちらかをみておくだけでも、治療選択後に不満を感じることが少なくなるでしょう。

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「保険治療向きの患者さん」

  • とにかく治療費を安く済ませたい(現時点での費用を浮かせたい)
  • 銀歯でも気にならない
  • 必要最低限の耐久性や機能性でもいい(妥協点があってもいい)
  • 将来的に、再治療になる確率が高まることを理解している
  • 金属アレルギーではない


「自費治療向きの患者さん」

  • 品質・精度の高い治療のためなら、ある程度はお金をかけてもいい
  • 銀歯は絶対にイヤだ
  • 自分にとってベストな治療を受けたい
  • 再治療のリスクを減らしたい
  • 金属アレルギーの心配がある

また、自費治療を選びたいけど、経済的な問題であきらめているという方は、「医療費控除※3」とよばれる制度を利用して負担を減らす方法もあります。

※3医療費控除......1世帯(本人や家族)で、1月~12月にかけて支払った医療費の総額が10万円を超えた場合、確定申告をすることで納めた税金の一部が返ってくる制度。(保険金を除く)

歯科では、美容目的の治療が適用外とされています(ホワイトニング、つめ物・かぶせ物に歯の白さだけを求めるなど)

細かな決まりも多いため、詳しくは、国税庁のホームページをチェックしてみてください。
No.1120医療費を支払ったとき(医療費控除)

どちらにしても、自費治療の中でも使用する材料によって、費用・特徴も大きく変わってくるため、もっと詳細な情報を知って決めたいという場合には、次にご紹介する「つめ物・かぶせ物の一覧表」を読んでみてください。

つめ物・かぶせ物の一覧表

歯を削ったら、虫歯の深さにあわせて、つめ物・かぶせ物をいれます。そのときに、患者さんが選べる歯の材質が次のとおりです。

【浅い虫歯のつめ物(インレー・アンレー)の種類】

種類特徴審美耐久適合
銀歯 保険適用のため、自費に比べて非常に安価!欠点は、適合性・耐久性が必要最低限のレベルのため、長期使用には向かないところ。 ×
ゴールド 硬さが理想的で、奥歯でも長期的に安定した使い心地を実現。欠点は、悪目立ちしやすいところ。 ×
ハイブリッドセラミック プラスチックとセラミックの両方が使われており、保険適用の白い歯より、丈夫で色調性が高い。欠点は、オールセラミックに比べると審美・質が劣るところ。
オールセラミック 誰にも気付かれないくらい自然で透明感がある、自然な白い歯を入れられる。適合性・耐久性の良さもピカイチ!欠点は、費用が高いところ。

【深い虫歯のかぶせ物(クラウン)の種類】

種類特徴審美耐久適合
銀歯 保険適用のため、自費に比べて非常に安価!欠点は、適合性・耐久性が必要最低限のレベルのため、長期使用には向かないところ。 ×
CAD/CAM冠(保険の白い歯) 前から5番目の歯まで、保険適用で金属を使わずに白い歯が安価に入れられる。欠点は、選べる色が少なく、変色しやすいところ。
ゴールド 硬さが理想的で、奥歯でも長期的に安定した使い心地を実現。欠点は、悪目立ちしやすいところ。 ×
メタルボンド 外側にセラミック・内側に金属が使われており、頑丈になっている。欠点は、歯の裏側から金属が見えたり、金属アレルギーの人は使えないところ。

ここまでご紹介したとおり、人工歯には保険から自費まで選べる材料がたくさんあります。

お口の中の状態や歯の部位によっても、オススメのつめ物・かぶせ物は変わりますので、迷ったときには、表の内容を参考にしつつ、ドクターに相談してくださいね!

費用・見た目・質など、判断基準はたくさんありますが、歯科医師の立場から患者さんの利益を考えると、大切にしたいポイントは「虫歯が再発しにくいかどうか=適合性・耐久性の良さ」です。

もちろん保険の範囲内で入る歯も、お食事は問題なくできますし、患者さんの経済的な負担が少なくなるのは大きな魅力だといえるでしょう。

しかし、保険治療には限界があります。くりかえし虫歯になれば、それだけ治療の度に歯を削る量が増えて、いずれは天然の歯がなくなってしまうのです。

失った歯は取り戻せません。長期的なお口の健康を考えて、それぞれの治療のメリット・デメリットをよく比較しながら、患者さんにとって1番の治療を選択してくださいね!